2009-01-01から1年間の記事一覧

序文

社会のネットワークは美しく入り組んでいるものだ。とても精巧にできていて、とても複雑で、どこにでもあって、どんな目的のために動いているのかと思ってしまう。なんで我々はそこに埋め込まれているのか?どうやって形作っているのか?どうやって働いてい…

connected

Connected作者: Nicholas A. Christakis,James H. Fowler出版社/メーカー: Little, Brown and Company発売日: 2009/09/28メディア: ハードカバー クリック: 16回この商品を含むブログ (3件) を見るひとまず序文だけですが。 続きが読みたい人はワッフルワッ…

誤解された犯罪 

性犯罪で、国ごとの定義や犯罪の種別の傾向の違い(満員電車がないところでは痴漢はしにくそうですねとか)もあるので、単純な比較ができないということはあるのでしょうが、議論の前提となる治療に関しての後追い研究がちゃんとあるのは良いですなあ。 FBI…

小児性愛を矯正すること。

子供にいやがらせをするものを生み出さない。これはベルリンの「シャリテ病院」のクラウス・バイエルが率いる性科学医学研究所の研究及び治療プロジェクトのスローガンである。このプログラムでは子供に惹かれる男性を治療している。目的はこのような男性を…

異常な誘惑

大抵の人は児童との性行為という考えを嫌悪するものである。しかし子供を小児性愛者から守り続けるということは、破壊的な欲望がどうやって起きて、鎮めていくのかを知ろうとする試みである。 少女と男性が公園のベンチに腰掛けている。彼女は本に目をやって…

脳と社会と性犯罪とか。

scientific american mind ' your sexual brain' p76~abnormal attraction

ゴーモン、ノー

「発展的な強制尋問手法」を動機づける通俗心理学と通俗神経生物学に関して 2009/4/16に米国司法省は、ブッシュ政権時代にテロ容疑者に用いられた強制的な尋問方法について詳述した文書を発表した。 http://www.aclu.org/safefree/general/olc_memos.html こ…

http://wiredvision.jp/news/200910/2009100121.html こちらで言及されていたShane O’Mara准教授によるレビュー。 Torturing the brain On the folk psychology and folk neurobiology motivating 'enhancedand coercive interrogation' Trends in Cognitive…

 ガリレオと教皇庁なんかよりは短いのかもしれませんけど。

死後55年ですか。2000年(1912年生まれ)くらいまで生きていたらどんな貢献をしたのかと思うと、惜しいことをしたなあと思いますが、率直に認める政府をうらやましく思います。 http://www.number10.gov.uk/Page20571 2009年は過去の人々に深く負って…

やあ、ジョン。ゴードン・ブラウンです。

アラン・チューリングの名誉回復のキャンペーンを主導した人のブログ。 フットワークの軽さにかつての小渕首相も思い出しますが。 ホモフォビアに関して明瞭にメッセージを出せる人権感覚のある首相というのも、自分とこの会社で捕虜働かせて死なせたのを誤…

チューリングとか

http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20090914/p1 http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20090914/alanturing といったお二人のところを参照して、チューリングの名誉回復の請願を主導した人のブログとブラウン首相の声明がそれぞれ興味深かったので、ざっと訳してみ…

政府が2007年7月にタミルの虎を追い出すのに成功して以来、東部地方はスリランカの政治的論争の中心になってきた。複数のエスニック集団の住む東部の「解放」は、Mahinda Rajapaksa大統領の政府の主な振り返るべき政治的功績となっている。政府は2008年3月と…

村上春樹 エルサレム賞のヤク習作

転載フリー、リンクフリー、ご随意に。(僕が話した中身でなし、僕が「許可」することではないと思われますが) 著作権のからみはちょいと悩んでいるところと、連絡取れそうなところからとろうとしてるところです。 http://www.haaretz.com/hasen/spages/106…